古宇利島の家

北西に開けた高台に位置する敷地で眺望を取り込むように大きなテラスを設けた住まいである。

住まいには、4か所にテラスを設けてある。南に向かう2つのテラスは、ツインカーボの断熱障子によって、また、西向きのテラスでは、西陽の進入を防ぐよう袖壁や深い庇で日照をコントロールしている。

大きなテラスは、自然の光と風を室内に取り込むバッファーゾーンとして機能している。

それは、落ち着いた室内と外部空間を、ファジーに繋げ、沖縄らしい開放的な住まいを実現している。

伝統的な沖縄の民家には、開放的な住まいを成立させる為に設けられた深い庇の雨端(アマハシ)空間がある。それを現代の住宅で再構築を試みた。